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ランドセルナビが見つけた 2020「おすすめランドセル」

ナガエかばん 2020おすすめ

日本で4人しかいない「レザーグッズマイスター 鞄部門」に認定された職人が、ひとつひとつランドセルを手作りしているのがナガエかばんです。

ランドセルのラインナップは14種類と少なめですが、職人歴50年以上、さまざまな高級バッグの開発・製造を行ってきた「マイスター」が一級品の素材を選び抜き、高度な手仕事で作るだけに、ナガエのランドセルは、どれをとっても魅力的。表には見えない部分にもベテラン職人の技が注ぎ込まれており、ほとんどオーダーメイドのような作り方です。そのわりに安い!

機能的にも申し分なく、子どもの身体へのフィッティングを考えて、ベルトは3種類を用意するというこだわりようです。全国区の工房系とは違い、目にする機会の少ないランドセルですが、一見の価値は大いにあります。名古屋近辺でランドセルをお探しであれば、一度は見ておくべきでしょう。

ナガエの紹介ページはこちら

◆マスター・エム SUA-20

皮革マイスターが作るだけに、ナガエのランドセルは、内張など一部に人工皮革を使ったモデルがあるものの、本体はすべて本革製です。どの製品も魅力的ですが、真っ先にチェックしていただきたいのが、黒、紺、赤、ローズ、ピンクの各色60本限定生産の牛革ランドセル「マスター・エム SUA-20」です。

マスター・エム コードバン(紺)

「もっとこだわりのランドセルはないか」という要望に応えて作られたランドセルです。カブセがコードバンで本体はスムース牛革の仕様と、すべてスムース牛革の仕様があります。内張とカブセ裏はブタ革です。つまり、すべての素材は本革。しかも、ブタ革には「吟ブタ」という、ブタ革のいちばん表側の部分を使用。ブタ革の中で、いちばん高品質な部分です。

ナガエのランドセルは、カブセの処理にもこだわりがあります。通常、断面を細い牛革または合成皮革で巻いて縫い付ける「ヘリ取り」という手法が一般的ですが、ナガエでは、牛革には革のフチを内側に織り込んで縫い合わせる「ヘリ返し」、コードバンは断面にニスを塗って磨き上げる「コバ塗り」という手法が使われています。マスター・エムも、この手法が採用されています。

限定モデルで人気が高く、毎年、早めに売り切れてしまうのが難点といえば難点。ナガエのランドセルを代表する製品のひとつと言っていいでしょう。

■価格
コードバン:85,000円(税込み)
スムース牛革:75,000円(税込み)

◆フリフリ R-32K

マイスターオリジナルデザインを施したカブセが話題のランドセルが「フリフリ」。女の子に大人気のモデル。カブセの下側のカットとステッチがとてもかわいいモデルです。

本当は作る予定はなかったけれど、試作を見た人たちから「欲しい」という声が殺到。マイスターが限定20本という少量生産でカタログに載せたモデルです。ピンクとローズが定番色ですが、2020年モデルでは赤が復活しました。

フリフリ(ピンク)

カブセの素材はコードバンが使用されています。理由は、モコモコとしたかわいいデザインを採用したためです。このデザインでは、「ヘリ取り」の手法は難しい。独創的なデザインを生かすには「コバ塗り」しかない。ということで、カブセを縫い合わせたあと、革の断面をカンナできれいに削り上げ、ニスを塗って磨き上げるコバ塗りで仕上げました。コードバンは革の組織が緻密なので、コバ塗り仕上げにふさわしいのです。

フリルのステッチはミシンで縫い付けられたものですが、ミシン目も細かく、一定で、マイスターの技量がよくわかります。かぶせの飾りも、フリルのかわいらしさを引き立てています。生産量が少ないモデルで、毎年、すぐに入手難になってしまいますが、ほかのどこにもないデザインのランドセルです。しかも、高学年になっても子どもが使いたいモデルでもあります。個性的なランドセルを探している人は、早めに予約したほうがいいでしょう。

■価格:93,000円(税込み)

◆タイガ B-43

男の子の定番色である黒に、ヌメ革をアレンジした個性的なランドセルです。ヌメ革はワンポイントのアクセントですが、黒とキャメルのコンビネーションが、センスの良さを感じさせます。男の子の心を引きつけてやまないモデルです。

タイガ コードバン(黒)

牛革モデルとコードバンモデルのふたつがあり、どちらも本革を贅沢に使用しています。コードバンモデルの場合をみると、カブセはコードバン、大マチ(胴体)はスムース牛革、キャメルのパーツは食用牛の革、背当ての白い革はホルスタインのもの、カブセ裏と内張には日本産のブタ革と、5種類もの革を使い分けています。しかもコードバンは、その質感から、コードバンのタンナーとして世界的に有名な新喜皮革で加工したものを使うというこだわりようです。牛革モデルはカブセの素材がスムース牛革となるだけです。

カブセ下の鋲は、自由に選べます。バランスの良いデザインと配色がさりげなく個性を主張するモデルですが、本革を贅沢に使っているだけに、耐久性でもピカイチ。6年間しか使わないのがもったいなくなるようなランドセルです。価格もリーズナブルです。

価格
コードバンモデル:89,500円(税込み)
牛革モデル:79,500円(税込み)

◆限定10本のコルトーナ

カブセの押さえ革が強烈なアクセントとなっているランドセルが「コルトーナ FF-100」です。全国鞄創作技術コンクール 日本商工会議所会頭賞受賞作品の、超個性的なランドセルです。全ランドセルを見渡しても、これだけ個性的なランドセルは少ないと思います。

マイスターが、これまでダレスバッグやビジネスバッグの製造で培った技術を余すところなく注ぎ込んだ作品です。キャラクターやデコレーションで個性を主張するのではなく、鞄の原点に立ち返って、本物の鞄を男の子に、というコンセプトで生み出した逸品と言えるでしょう。

コルトーナ

本体に使用されている牛革は、マイスターがこの作品のために特別にあつらえたもの。凹凸のある表面にグレーの塗料を塗った後、高圧をかけて凸部が黒くなるように加工してあります。結果、カブセ全体が光を乱反射し、つや有りやつや無しの通常の革とはまったく異なる風合いを生み出しました。

カブセの周囲やカブセ表面のベルト側面は、1週間かけてコバ塗り仕上げ。大マチの側面や背当て周囲に見える白い糸は、手縫いの部分。この糸は昔からある優れた素材ですが、残念ながら生産中止。そのため、廃業した鞄業者から引き取って使用するというこだわりようです。他にも、ランドセルには通常使われないテクニックが随所に見られます。

素材の入手から製造工程に至るまで、あらゆる手間を惜しまずに作られた製品だけに、生産量は限定10本。入手は難しいですが、男の子向けのランドセルで超個性的、しかも本格派の製品は少ない。見れば見るほど、入手したくなるランドセルのひとつでしょう。

■価格:100,000円(税込み)

◆スタンダードモデル

限定生産モデルを多く取り上げましたが、定番のスタンダードモデルの出来映えも素晴らしく、シンプルなランドセルを探しているのであれば、おすすめの製品です。

スタンダードモデル(牛革)

カブセに牛革を使った「STC-38」と、コードバンを使った「KBC-57」があり、内容は「マスター・エム」とほとんど一緒。違いは、サイドの反射材がないこと、内張が人工皮革だということだけです。内張の人工皮革は、オプション料金5,000円でブタ革にすることが可能です。

なお、スタンダードモデルとは別に、サイドの反射材を大きくした「リフレクターモデル SAA-38」もありますが、基本的な内容はスタンダードモデルと一緒。利用環境を考慮して選ぶと良いでしょう。

■価格
コードバン:80,000円(税込み)
コードバン:70,000円(税込み)


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