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ランドセルが軽くなる肩ベルトの調節法

通学時の小学生を見てみると、ベルトの長さが適切でない子が多数います。聞いてみると、高学年になるまで一度も調節したことがなかったという子さえいます。

ランドセルやリュックなど両肩で背負うタイプのかばんは、背負い方次第で感じる重さがずいぶん違ってきます。

今売られているランドセルの多くには、気を遣わなくてもうまく背負える工夫が施されていますが、それでも身長や体格にあった適切な調節ができているかどうかで、体感重量や背負いやすさに違いが出てきます。

ポイントは肩ベルトの長さ調節

適切なベルトの長さは子どもの体型によって微妙に違ってくるので、メーカーやお店にお任せはできません。それにこの年令の子どもだと本人に聞いても正しい答えは返ってきません。それに子どもはあっという間に成長します。ランドセルの中身がとても重たくなっている昨今、わが子の健康のため、ランドセルの肩ベルトの長さは、購入時はもちろん、その後も成長にあわせて調節してあげるよう心がけてください。

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■入学前 背負って姿勢をチェック

1,ランドセルの肩ベルトの上から2番目の穴に留め具を通して背負ってみます。この2番目の穴が、小学1年生の標準体型(身長110cm~120cmぐらい)に合わせた長さです。

2,背負ってみて、下のイラストのようになっていればOK。ランドセルが肩甲骨のあたりで軽くピタッと体にくっつき、ほぼ地面に対して垂直になっている状態です。

ランドセルが後ろに倒れたようになっているときは、ベルトが長すぎます。いちばん上の穴に変更しましょう。

反対に短すぎると肩まわりが窮屈になり、ランドセルの下側が腰から浮きぎみになります。その場合は、3番目の穴に変更しましょう。

3.肩をすぼめたり、猫背になっているときも、ベルトが長すぎます。この場合はベルトを短く調整してあげてください。

ただ、お子さんが肩を前にすぼめたり猫背になっていたりするときは、もうひとつの可能性があります。数は少ないのですが、体型が細すぎたりなで肩だったりして、ベルトの長さ調節だけでは的確な位置に合わせづらいのかもしれません。そのために、ベルトの長さを適切に調節してもベルトが肩からずり落ちるため、肩をすぼめたり前屈みになったりするのです。

もしベルトの長さを適切に調節してもイラスト「肩がすぼまる」「猫背になる」のようになるときは、肩ベルトをつなぐチェストベルト(例:ふわりぃのチェストベルト)を使うといいでしょう。ある程度、体が成長すればチェストベルトがなくても問題なく背負えるようになります。

■入学後 成長にあわせてベルトを長くしてあげよう

子どもの成長にあわせて、ベルトを長くしていきましょう。お子さまが成長して、体型に比べてベルトが短くなると、肩まわりが窮屈になるので、ベルトの穴を変更して、ランドセルが軽く背中に密着し、横からみてほぼ垂直に近い状態になっているようにしてあげましょう。

【ベルト調節時の注意】

【1】子どもは無頓着。親がチェック

子どもが何も言わなくても、ランドセルの重心はある程度高いほうが背負ったときに軽く感じられます。今のランドセルは、立ち上がり背カンが主流で、正しく調節すると、ランドセルの上辺がほぼ肩と同じ高さになるように設計されています。

ただ、立ち上がり背カンはベルトが多少長すぎても、ランドセルが大きく後ろに倒れることがないため、ベルトの穴の位置をひとつくらい長くしても、問題なく背負えてしまいます。ただし背負い心地は悪化します。低学年の子どもたちは、そうしたちょっとした変化には無頓着な場合が多いので、大人がチェックしてあげたほうがいいのです。

【2】季節や服装に合わせて調節

薄着の夏と、厚着をする冬では、適切なベルトの長さは変わってきます。体格だけではなく、季節や服装によっても、ベルトの長さを調節してあげましょう。特に低学年のうちは子ども本人が気づきにくいので、ご両親が調節してあげることが大切です。

目安として、冬は、ベルトの穴1つ分かふたつ分くらいは変わると思います。

ランドセルによっては、下ベルトの位置を広げたりすぼめたりする仕組みが入っているものもあります。体の大きな子や、厚着をする冬は、下ベルトを外側に広げ、反対に細身の子や夏はすぼめる、といったように調節をすると、背負い心地が向上します。

■ものの入れ方でも背負いやすさは変わってくる!

重いものは上に、体の近くに…

ベルトの長さ調節とともに、教科書などの入れ方を工夫すると、よりいっそう、ランドセルは背負いやすくなります。

重いものはなるべく上に入れたほうが、ランドセルは軽く感じられます。これは大人用のリュックと同じです。教材類では理想的なパッキングは難しい部分もありますが、タオルなどを使って主さを上にもっていくといいでしょう。

ただし、小学校低学年のうちは、体の重心が高いので、無理にランドセルの重心を上げないほうがいいと思います。

同じように、重い教科書などは、できるだけ背中に近いほうに入れたほうが、ランドセルは軽く感じられます。軽い教材やタオルなどを使って、背中に近い方に密着するようにパッキングするといいでしょう。

中に入れるものが少ないときは、ランドセルの中で教材が動かないようにすることも大切です。その点では、タオルなどを使って、重いものを背中の近くに、そして上に入れるようにすることは理にかなっています。