2024年の入学をハッピーに!わが子基準の「入学準備」
入学準備は親子の会話から
わが子の小学校入学準備の頃、親世代は人生でもいちばん忙しい時期。毎日があっという間に過ぎていく中での慣れない入学準備で、ついつい焦ってしまうこともあるでしょう。でも、入学準備でいちばん大事なのは、モノを揃えることでも先取り学習させることでもありません。親子一緒に、新しいステージをステップアップするための「心の準備」をすることです。
まずは、小学校ってどんなところかな? 小学生になるとどんなふうに毎日が変わるのかな?といったことを親子で話してみてはいかがでしょうか。入学準備で優先してほしいのは、小学校入学へのワクワク感を親子で共有することです。
“ラン活”の目的も同じです。小学生になったら、これを背負って学校に行くんだ…という夢をふくらませて、親子一緒にお気に入りを探す行為こそが何より大切。お隣はもう買ってるとか、ブランドものじゃなくちゃダメなんて思い込まずに、わが家独自のペースで入学直前の3月までに買えばいいのです。
ランドセルに抱くイメージも入学式への期待感も、各家庭ごとにさまざま。その違いこそがその子の個性として、家族の個性として大事にしたいものです。
わが子を見つめて「心の準備」
入学する予定の学校が決まっているなら、親子一緒にその学校まで散歩してみる、その学校の小学生の登下校風景を観てみるといったことも、心の入学準備としてとても有効です。モノの準備より優先してもらいたいと思います。
いちばん避けてほしいのは、周囲の情報に振り回されて焦ったり、心の中に見栄が生じて、わが子を見つめる目が曇ってしまうこと。周囲のママ友の話に耳を傾けるより先に、主役のわが子の様子をしっかり見つめながら、ゆっくりと入学準備を進めていってください。
以上が、ランドセルナビが専門家や先輩ママを取材して得た「入学準備」の基本的な考え方です。そのうえで、これからより具体的な「入学準備」のあれこれについてレポートをしていきます。
パートは、「親の心の準備」「子どもの準備」「モノの準備」の3つに分かれます。すでに1の「親の心の準備」については少しお話ししましたが、さらに詳しく別ページに書いてあります。また、「モノの準備」は、3つの中ではいちばん後回しにして大丈夫(ただしランドセルは好みがあるときは早めに検討)。入学する学校の説明会に参加しないと、本当に必要なものが何かはわからないからです。とはいっても、これから来年の春まで、いろいろと気になることは増えてくるでしょう。そんな思いにお答えするために、さまざまな記事を掲載していきますね。
2023/09/05
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1. 親の心の準備
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2. 子どもの準備
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3. モノの準備