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わが子基準の「入学準備」

【モノの準備6】ランドセルカバーは必要? 買うならどんなタイプ?

汚れ防止に必要かどうか慎重に検討

ランドセルに、汚れ防止のためのランドセルカバーは必須なのでしょうか? ランドセルカバーとは、カブセ(フタ)に差し込んで使うのカバーのこと。ランドセル全体をすっぽり被う雨よけのレインカバーとは別物です。ランドセルナビは、このタイプのランドセルカバーは、必ずしも必要ではないと考えています。

なぜかというと、今どきのランドセルで6年間修理保証がついている商品は、人工皮革であれ天然皮革であれ、革表面に汚れ防止加工が施されていて、通常の使い方では見た目を損なうほど汚れが染みつくことはあまりないからです。登下校時に、3年以上ランドセルを使ってきた高学年の子どもたちのランドセルを見てみてください。みっともないくらい汚れていたりキズがついているランドセルはとても少ないでしょう。

ランドセルも大人のかばんと同じく、使っているうちに色がくすんできたり、小さなキズがついてしまったりということはあります。でも、それは毎日ランドセルを背負って学校に通ったという勲章。大人のかばんも、少々くたびれてきた頃にむしろ愛着が湧くということがあるのではないでしょうか?

もちろん例外はあります。ついうっかり大きなキズや汚れをつけてしまうことが、100%ないわけではありませんし、うちの子はわんぱくで使い方が乱暴なので心配という方もおられるでしょう。ですから、汚れ防止用にランドセルカバーがあったほうがいいと判断するケースもあると思います。

また、ランドセルの色や柄に飽きたので、ランドセルカバーで違ったイメージにしたくなった。つまり汚れ防止ではなく、変化を求めておしゃれ目的にランドセルカバーを活用したい――こんな使い方なら、ランドセルを背負っての通学がより楽しくなるので、ぜひおすすめしたいと思います。

以上のような考え方で、ランドセルカバーの買い方・選び方を考えてみました。

焦らず購入、サイズチェックを忘れずに

まず、ランドセルカバーの購入時期。ランドセルと同じメーカーの専用カバーを、ランドセルと同時購入するケースをのぞくと、まずはカバーなしでランドセルをしばらくの間使ってみてから、どんなのがいいか親子で話し合って購入することをおすすめします。1年生の間は、黄色い交通安全のカバーをつけるように指導される学校も多いので、その場合は、2年生になってからでいいでしょう。

“もうすぐ入学式、ランドセルは買ってあるけど、カバーはまだ。急いで買わなくちゃ!”と焦る必要はありません。新品のランドセルを購入したのですから、しばらく間は、カバーなしに背負ったほうがいいとは思いませんか? 最初からカバー付きでは、ピッカピカのランドセルが、ちょっとかわいそう。たとえば、1か月間カバーなしで使ってみて、やっぱりうちの子にはカバーが必要と判断したら、それから購入するので十分だと思うのです。

次に選び方。まずどんなタイプであれ、いちばん大事なことは、サイズのチェックです。ランドセルの大きさはメーカーによって微妙に違うので、ランドセルと同じメーカー製のカバーでない限り、カブセのタテとヨコの長さを測り、カバーが小さすぎないか大きすぎないか、必ず確認してください。もちろん装着方法が、手持ちのランドセルに合っているかもチェック。

今、ランドセルカバーの人気は、ランドセルの見た目をそのまま生かす透明タイプに集まっているようです。全体は透明なビニール状で、ふちに色や柄があったり、ワンポイントの飾りがついているタイプ。ランドセルのデザインを生かしながら汚れ防止を目的としたものですから、ビニール部分のクリアさが命です。

ただビニールという性質上、透明部分が白く曇ってくる白化現象は避けられません。もちろん商品ごとに白化現象の進行は違ってきます。○年以内に白化してきたら新品に交換しますという「○年間白化交換保証」をつけて品質を保証している商品もあれば、1か月使っただけで曇ってしまう商品もあります。購入時には、サイズとともに品質も確認しておきましょう。もちろん価格との兼ね合いもあります。数か月ごとに買い替えるなら、あまり考える必要はないかもしれません。

水分が入ったらカバーをはずして乾かす

透明タイプのほかに、ランドセルの見た目をすっぽり隠してしまう色つきや全面柄つきのランドセルカバーもあります。これらは、ランドセルのイメチェンに有効利用しましょう。おしゃれ目的のほか、安全目的や、遠くからでもランドセルを背負うわが子がすぐにわかるようになるといった効果も期待できるかもしれません。

またどんなタイプのランドセルカバーでも、ランドセル本体についている安全のための反射材の効果がカバーすることによって弱まってしまいます。反射材がついているランドセルカバーを選ぶと、安全対策としては安心です。

なお、どんなカバーでも、気をつけていただきたいことがひとつあります。カバーをつけたために起きてしまうトラブルです。たとえば、雨などの水分がカバーとカブセの間に入ってしまったときは、必ず一度カバーをはずして水分を取り除きましょう。湿ったまま長時間放置しておくと、ふにゃふにゃになったり、色がはげてきたり、より長時間放置しておけばカビがはえたりと、ランドセルに取り返しのつかないダメージを与えてしまいます。天然皮革でも人工皮革でも同じです。

おとなのかばんでも同じですが、湿気は革にダメージを与えるのです。もちろんカバーなしでも、ランドセルは濡れたらササッとカラ拭きしておくのが原則。ただ、カバーがついていると、うっかり湿ったまま放置しがちなので注意が必要です。

ところで、文頭に書いたランドセル全体をすっぽり被う雨天用のレインカバーについては、昨今の異常気象を考えると大雨の日も増えそうなので、ひとつは用意しておいたほうがいいと思います。


No5:入学品の名前付け。うんざりしない方法は?
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