【子どもの準備6】小学校入学前に身につけたいこと|完璧不要!最低限の基本
- 生活と安全の自立: 自分の名前が言える・書ける、緊急連絡先を伝える、一人で通学・信号確認。
- 身の回りのこと: 一人でトイレ(和式チェック)、着替え、靴や傘の扱いができる。
- 心と人間関係: 自分から「笑顔で挨拶」ができること(親がお手本を見せればOK)。
- 最も大切なこと: 困ったときに「先生や大人に助けを求められる(伝える)」こと。
※これ以外の学習や片付けは入学後で十分間に合います。子どものペースを尊重し、ほめて自信を育てましょう。
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子どもが困ることを解決しておく(最低限の7項目)
「小学校入学前に身につけておきたいこと」をネット検索してみると、本当にたくさんのページがありました。書いてあることもさまざまで、全部きちんと読んでしまうと、まじめなママ&パパほど、逆に不安が増してしまうかもしれません。
そんなときのおすすめは、最低限何が必要かを確認しておくことです。最低限とは、つまり「小学校入学したわが子が、できないととても困ってしまうこと」です。そう考えると、せいぜい以下の7つのポイントぐらいだと思われます。
- 自分の名前が言える、ひらがなで書くことができる。
- 家の人の名前や電話番号、住所を伝えられる。
- 小学校まで一人で通学できる。
- 信号、横断歩道など、最低限の交通ルールを知っている。
- ひとりでトイレで用を足すことができる。(小学校が和式の場合は要注意)
- 着替えがひとりでできる。(靴の履き替え、傘の開閉も)
- 困ったことが起きたときに、それを伝えることができる。(トイレに行きたい、具合が悪いなど)
以上のことができるなら、まずはひと安心。心配することはありません。これ以外のことは入学後、わが子のようすを見ながら対応を考えても間に合います。入学したら先生に相談することもできます。
学校に持って行くものを揃えて準備するとか、自分のものを片づけるとか、手が洗える・うがいができる、脱いだ衣服がたためるなど、できたほうがいいことはたくさんありますが、急ぐことはありません。

焦らなくて大丈夫!子どもの成長には大きな個人差がある
子どもの成長には、大きな個人差があるし、4月生まれと3月生まれでは、誕生からの年月だけで1年近く違い、個人差を足せば2~3年の違いはあって当然。そんな子どもたちを、小学校入学時期に、みんな一様に“こうなっていなくてはいけない”と思うのは、大人の身勝手のような気がしませんか? 遅かれ早かれ、いつかはできるようになることばかりなのですから、心配ご無用。大人でも脱いだ衣類がたためない人はいるし、片付けができない人もたくさんいますよね(笑)。
集団行動の小学校でストレスなく過ごすために
あとひとつ、あえて付け加えるならば、コミュニケーション関連の習慣も、いくつか身についていたほうがいいとは言えます。ただしこれは、すでに身についている子も多く、またその子の性格や個性で、どう対処すべきかには個人差があります。皆こうあるべきとは絶対に言えません。
人間関係をスムーズにする第一歩は「親子の笑顔で挨拶」
そんな中、子ども自身のためにも、早めに習慣にしてほしいと思うのは、「挨拶」です。 【親の心の準備6】友達ができるか不安なら「笑顔で挨拶作戦」 でも詳しく解説していますが、自分から挨拶することにストレスがないと、自然と人間関係がスムーズになっていきます。ぜひ、親子で、友達や先生、知り合いの人に挨拶する習慣をつけましょう。
集団生活のルールと、親としての寄り添い方
それから、一応、頭の片隅にいれておいたほうがいいのは、小学校は集団生活が基本ということです。みんなで一緒に行動すること、スケジュール(時間割)にあわせて行動するのが原則。これができないと周囲に迷惑をかける以前に、その子自身にとって大きなストレスとなってしまいます。
ママ・パパの考え方はさまざまです。中には小学校的集団行動に否定的な人もいるでしょう。ただ、いったん小学校に入学したら、そのシステムを孤軍奮闘で否定するのは不可能だし、それこそ子どもにとって大きなストレスとなってしまいます。もし、ご自身の考え方と大きく異なる習慣が学校に根づいていたら、家庭と異なる習慣の学校で、わが子が感じる負担を軽減するにはどうしたらいいかを最優先に考えてみてください。
親が身につけたい「ほめ上手」と「遊びを通じた社会性」
子どもは日々成長しています。多くのことが、わざわざ教えなくてもいつのまにかできるようになります。ママのほうが“うちの子は言わないとやらない”と思い込んでいると、“ホントは自分でできるんだけど、どうせママが言い出すから、そのときでいいや”みたいな感じになっているかもしれませんので、ご注意を。
前の日までできなかったことができるようになったら、必ずほめてあげてください。親にほめられれば、できたことが習慣となって定着するし、新たなことにもチャレンジしたくなります。ほめるのが下手を自認しているママ・パパは、ほめ上手になることを、「子どもが小学生になるまでに、親が身につけたいこと」として、ぜひ実践してみてくださいね。
そして、今は、たっぷり友達と遊ばせてあげてください。子どもは遊びの中でこそ、社会性を身につけるからです。社会性は、具体的な項目にはしにくいのですが、学校生活で、さらにこれからの長い人生で、もっとも必要とされるものです。

2026/10/26