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わが子基準の「入学準備」

【モノの準備5】入学用品の名前付け。うんざりしない方法は?

自分にあったものを用意すれば、うんざりしない

入学説明会に行って、新入学がリアルに感じられる頃、ママ・パパが気に病んでいるのが「名前付け」。鉛筆・消しゴムはもちろん、算数グッズなどすごく小さなものまで、1個1個名前を入れなくてはなりません。いったい全部でいくつ付けたらいいの?とうんざりしてしまう人多数。

とはいえ、毎年全国の新一年生の保護者が体験していることなので、文房具店にも100円ショップにもネットショップにも、名前付け用の便利グッズやサービスが、たくさん揃っています。その中から、自分に合ったものを選べば、名前付け自体は1日専念すれば完了する作業です。

【名前シール】

デザイン684種類 最大536枚 防水 名入れ 算数セット ラミネート レンジ・食洗器OK

細かい作業・字を書くこと・手作り(裁縫)など、それぞれ得意・不得意がありますよね。自分に合っているものはどれか、よく考えて使いやすそうなものを選んでください。

名前付けグッズを買う前に、先輩ママに経験談を聞いたり、お店やネットの情報をみておくと失敗が少なくなります。ネット情報は、「小学校入学 名前付け」「入学準備 名前つけ」などで検索すればすぐにいろんなページを見つけることができます。商品ラインナップと体験談は要チェックです。

基本はスタンプとシール、油性ペン

現在、多くの人が選んでいるのは、お名前スタンプとお名前シールです。この2タイプを、名前を付ける各種アイテムのサイズにあわせて複数用意しておけば、だいたいのものに対応してくれます(体操着などの布製のものは除く)。

【名前入り鉛筆】

鉛筆に名前を入れるのはちょっと面倒。そんなときは名前入りの鉛筆がいちばんです

お名前スタンプは、固有の名前を注文して購入するタイプと、ひらがなを自分で組み合わせていろんな名前を押せるタイプがあります。どちらがいいかは、きょうだいや他の用途にも使いたいかどうかで判断しましょう。

お名前シールも、形状や色の違い、デザインなどさまざまですが、大事なことは書いた名前がかすれたり消えたりしにくいこと。防水タイプのものが安心です。

はんこ

【おなまえBOX】

紙、布、プラスチック製品に名前をいれられるはんこのセット

名前を書くときは、必ず油性のペンを使うこと。油性のサインペンは、細字と極細は必ず用意しておくようにしましょう。

体操着や弁当の袋など布への名前付けは、名前を手縫いで入れる方法から、アイロンシールを使う方法、布に直にサインペンで書くなど、いろいろなやり方があります。学校からのおすすめがあればそれに従い、そうでなければ、上手にできそうと思う方法を選択しましょう。

名前を入れる位置ややり方に指定がないのであれば、タグにシールを貼ったり布の折り返し部分に書き込むことで、ごくごく簡単にすませることも可能です。得意でもないのに手縫いにチャレンジすれば、ストレスになるだけ。子どもだって、そんなこと望んでいません。。

家族で名前付けパーティを開いてみませんか?

ランドセルナビは、この名前付け作業を、入学前の楽しいイベントにできればいいなと思っています。ある日曜日に、ママもパパもお子さまも参加する「名前付けファミリーパーティ」を開くようなイメージです。もちろんこの年令の子どもに、実際の作業ができるわけはありません。でも、ママやパパが自分のために名前付けをやってくれた、楽しそうにやってくれた……というのは、素晴らしい思い出になると思いませんか?

「忙しいのに、こんな面倒なことをしなくちゃならない!」なんてママが愚痴を言っていたら、いやな気分は必ず子どもに伝染します。親としては「やだやだ」と言いながらも、心の中には子どもの成長を祝う気持ちがあるのですが、言葉に出るのは「やだ」のほう。それくらいなら、子どもに、一緒に名前付けをやろうと言ったほうがいいと思いませんか? 面倒なことだと、わが子にわかってもらうこともできます。

そんな「名前付けパーティ」に開催するとき、大事なことは、大人だけで行う事前準備です。

名前付け作業に必要なグッズをもれなく用意しておきましょう。どんな作業も同じですが、具体的な作業を頭の中でイメージして必要なもの(名前付けグッズやペンのほかに、下に敷く紙や布なども)を事前に揃えておくことで、全作業の半分ぐらいは完了したも同然なのです。そんな準備の手順は以下のとおり。

1,名前を付けるアイテムのリストを作成。全部、きちんと名前と数を書いておきましょう。
2,アイテムごとに、どんな名前付けグッズを使うかを決める(ママ友やネット情報をチェック)。
3,アイテムごとにサイズを測って、適切な大きさの名前付けグッズを購入。
4,名前付けグッズの使い方を確認して、どの位置にどのように名前を付けるかを、アイテムごとに決める。
5,名前付けの際に必要になるその他のアイテム(下に敷く紙や布、アイロンなど)を用意。

以上のことを事前にやっておけば、名前付け自体は、そんなに面倒にならないし、失敗も少なくなります。準備の段階でやり方が具体的にイメージできるようになっているので、心にも余裕ができるからです。

子どもと一緒でなくても、これだけの準備をしてておけば、実際の名前付け作業はぐっとスムーズになるはずです。「やだやだ」と思わず、名前を付けながら、入学式やその後のわが子の成長を想像する余裕が持てるといいですね。実際、子どもの世話はこれからどんどん減っていくのですから、名前付けも、入学前の思い出作りのひとつとして楽しんでみていただきたいと思います。


No4:ランドセルラックの買い時・選び方
No6:ランドセルカバーは必要? 買うならいつ?
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