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ランドセル選び方Q&A

どれくらいの価格のランドセルを買えば安心?

ランドセルは基本スタイルがほぼ決まった製品であり、皮革や金具の供給メーカーも決まっています。製造方法も確立されています。しかし、ランドセルは数ある鞄の中でもパーツ数が200前後と多く、それだけに製造工程も増えます。裁断、のり付け、縫製、鋲打ちなどの工程を、ひたすら繰り返すのです。要するに製造に手間がかかる。おそらく、たいていのブランド物の超高級バッグよりも、製造に人手がかかっていると思います。

これをコストダウンをしようとしたら、皮革や金具などを低コストのものにする、必要最低限の機能だけをとりいれ、飾り付けなどの工数を減らすといったような方法しかとれないはず。どう頑張っても、1万円以下で作ることなど、無理でしょう。したがって、アウトレットなどを除き、その年の新製品を購入するのであれば、ある程度の価格帯のものを選んだほうが無難です。

現在(2019年)の売れ筋は4万円台~6万円台のものですが、最低でも2万円台後半、できれば3万円以上のランドセルを選んでおけば、耐久性などの品質の点ではまず問題は起きないと思います。特に、日本製でランドセル工業会の「ランドセル認定証」のついているランドセルであれば、2万円台~3万円台の廉価版ランドセルであっても、品質上、安心できます。

ただ、この低格帯のランドセルは生産量が少なく、選択の幅があまりないのが難点です。ランドセルは子供の小学校入学という一大イベントのために用意されるためか、年々、少しずつ高級化が進んでいるため、メーカーも、売れ筋価格帯の製品をより多く生産しているからです。ファッションブランドの参入も、ランドセルの高価格化に拍車をかけているようです。

ランドセルは、ヒットしたからといって、その年の小学校入学児童の数以上には売れない商品です。メーカーとしても利益を上げないといけませんから、低価格商品が少なくなり、高付加価値商品が主流になるのは、やむを得ない部分もあります。ランドセルの値段を1万円台や2万円台に下げろと言われても、日本国内で今と品質のランドセルを生産する限り、まず無理でしょう。

このような事情を考えると、やはり、ランドセルは、3万円前後を最低価格の目安にしたほうがいいと思います。ランドセルの専業メーカー製で、ランドセル工業会の「ランドセル認定証」がついていれば、6年間の耐久性と必要最低限の機能、さらには修理が保証されます。

また、ランドセルのメーカーやブランド、色などにこだわりがないのであれば、アウトレットで旧モデルを格安で購入する方法もあります。今のランドセルは、3万円前後のものでも品質は確保されているとはいえ、6万円台の売れ筋商品と比べると、多少、見劣りするのは確か。売れ筋ランドセルは、便利機能や安全対策の面でも、充実しています。そうした商品が、1年前の旧モデルとして、夏以降、メーカーのアウトレットで販売されることが多いのです。

商品数や色、デザインが限られていたり、ときにはランドセルメーカーの保証無し(たいてい2年以上前のモデル)だったりということもありますが、値段は3割引きから6割引きになったりします。かなりお得です。ネットでメーカーのアウトレット情報をチェックしておくといいでしょう。

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