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ランドセルQ&A

手縫いをウリにしているのは、なぜ?

「手縫い」とは、文字通り、針と糸を使って手で縫うことです。皮革製品の場合、糸の両端に針をつけ、糸が縫い目で八の字を描くように、表と裏から針を交互に通して縫います。

ミシン縫いの場合、上糸が下糸をすくうように縫いますから、糸が一カ所切れると全部ほどけてしまいますが、手縫いの場合、一カ所が切れても、全部ほどけることはありません。要するに丈夫なのです。

手縫いを売りにしたランドセルも多々ありますが、すべてを手縫いしたランドセルはありません。手間がかかるため、価格の安いものでは背カンと肩ベルトの取り付け部分だけというケースがほとんどです。大マチと背当ての縫い合わせ部分を太い糸で手縫いしたものになると、最低でも5万円以上、多くは7万円以上の製品に限られます。

むろん、手縫い部分があるから高級品だと言うことはできませんが、手縫いできれいに仕上げるのはなかなか難しい作業ですから、たいていはベテラン職人が作業を担当します。手間もコストもかかるんですね。大マチと背当ての合わせ目まで手縫いしているランドセルは、メーカーが気合いを入れて作っていると考えていいでしょう。

手縫いかミシン縫いかは、並べて比べると素人でもすぐにわかります。上手な手縫いは縫い目が揃っているにもかかわらず、微妙な「ゆらぎ」があって、柔らかな印象です。お店や展示会でメーカーの人に聞けば、どこまで手縫いをしているか教えてくれるので、一度、ミシン縫いと比べてみるといいでしょう。

ランドセルを縫ってある糸の太さは、重要ですか?
オーダーで、糸の色まで検討する必要があるんでしょうか?
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