Menu

千年の歴史を持つかばんの街「豊岡」で生まれたランドセルブランド

HAKURA

羽倉の手づくりランドセル

どんなメーカー?

「かばんの街」豊岡で、革職人の誇りをかけてランドセルを手作り

◎2025年度カタログ請求
◎公式サイト

「コウノトリの里」で知られる兵庫県の豊岡市は、日本一の生産量を誇る「かばんの街」でもあります。奈良時代以降、柳を編んで作る柳行李(やなぎこうり)の一大産地として知られ、明治時代、西洋かばんが日本に導入されるや、柳行李の技術を生かした「行李鞄」を開発して大ヒット。以来、日本のかばん生産を一手に担ってきました。かばん作りにかけて、豊岡は1000年以上の歴史を持ち、全国有数のかばんブランドが、ここ豊岡でバッグの生産を行っています。

その豊岡で2017年に誕生したランドセルブランドが「羽倉の手づくりランドセル」です。製造を手がけるのは、昭和38年(1963年)創業の「羽倉」。長年にわたってOEM(相手先ブランド生産)で革製の高級バッグを作り続けてきました。また、ランドセルは、「裁断」→「加工」→「縫製」→「組み立て」という製造工程で作られますが、通常のバッグには最後の組み立てという工程がない。ゴルフバッグにはこの工程があり、長年作ってきたゴルフバッグとランドセルの工程が似ていたということも、初の自社ブランドにランドセルを選んだ理由でもありました。

羽倉スタッフ

ランドセル製造の陣頭指揮をとる2代目社長、羽倉嘉徳社長は言います。

「豊岡は日本でもっとも多くのかばんを作っている町なのに、なぜかこれまでランドセルを作るメーカーがひとつもなかった。豊岡の子供たちは、幼稚園では自分の町のかばんを持てるが、小学生になると自分の町で作られたランドセルを持てない・・・そんな思いが自社ブランド製品の最初にランドセルを選んだ理由のひとつです」

羽倉社長は、業界関係者から「革のゴルブバックなら羽倉」と言われるほど、高い技術を持った職人。そのプライドにかけて、「オンリーワン」のランドセルを手作りしているのが、「羽倉の手づくりランドセル」なのです。

羽倉の手作りランドセル 2021年モデル電子カタログはコチラ

ランドセルへかける情熱

「オンリーワン」実現のために、カブセの鋲(びょう)を無くした究極のシンプルデザイン

「かばんの街」にランドセルがなかったのが不思議なくらいですが、いかにベテラン職人といえども、ゼロからランドセル作りを始めるのは相当に大変だったようです。

革製の鞄作りの経験は豊富でも、ランドセルの製造に関するノウハウはゼロ。しかも、機械や道具の選定から始めなければなりません。ゴルフバッグと工程が似ているといっても、道具をそのまま利用することはできないのです。工程のすべてを何度も何度もやり直し、テストを繰り返しました。

羽倉嘉徳社長
ランドセルを作る職人の手元

開発期間中は「毎日が試行錯誤の連続で大変でした」と羽倉社長。熟練のランドセル職人を招いて作るという手法も考えたそうですが、いい出会いがなく、結局は市販されているランドセルを購入、それを解体して調べました。その結果、わかったのは、大手はどちらかといえば「子どもっぽいデザイン」が多いのに対し、「工房系」と呼ばれるメーカーは、大人が好む要素が多いということ。

革を中心とする「羽倉」は、工房系の路線を目指したほうがいいとすぐにわかったのですが、同じことをしたのでは「職人の矜持」が許さない。さまざまな調査結果を検討した結果、たどりついたのが、「シンプルなデザイン」と「ライト系カラーの採用」、さらに「鋲無しフラップ(カブセ)」の開発でした。

耐性牛革スタンダード(ネイビー)
耐性牛革スタンダード(ネイビー)
耐性牛革ウイングチップ(キャメル×チョコ)
耐性牛革ウイングチップ(キャメル×チョコ)

ランドセルの顔とも言えるカブセについた2つの鋲は、ランドセルの底にある錠前とカブセをつなぐ「ベロ」と呼ばれるパーツを止めるために、必要不可欠と考えられていたパーツです。

強度が必要な部分だからこそ金属製の鋲が使われている。しかし、「羽倉」は、これは「工業製品の名残」であり、革製品の美しさを削ぐと考えました。鋲がなくても強度を保つ製造方法はないのか。試行錯誤を繰り返し、何度も何度も耐久テストを実施して、ランドセル初の鋲無しフラップの製造方法を開発しました(意匠登録:1612572号)。

「だから、強度には自信を持っている」と羽倉社長。「オンリーワン」を目指す職人の想いが、シンプルなデザインを一層きわだたせ、「羽倉」のランドセルの意匠ともなった「鋲無しフラップ」の実現を可能にしたのでしょう

むろん、デザインのみならず、子どもの使い勝手や安全性にも最大限の配慮を加えています。縫製技術についても折り紙付きですから、耐久性も申し分ありません。しかも、2020モデルでは、それまでと比べ100g程度の軽量化に成功したモデルも登場。2021年モデルは、さらに軽量化されました。デザインと機能の両立では、妥協を許さないのです。

どんなランドセル

「豊岡鞄」ブランドを背負った、鮮やかなカラーが印象的なランドセル 

「羽倉」のランドセルは、「豊岡鞄」のブランドを背負ったランドセルです。このブランドを名乗れるのは、兵庫県鞄工業組合が定めた基準を満たし、厳しい認定審査に合格した鞄だけ。縫い目が少しズレていただけで不合格となる、厳しい基準をクリアしたランドセルなのです。

現在の主力は「オーダーランドセル」と「耐性牛革」モデル、それに「エイジングコードバン」の3種類。ほかに、人工皮革の「はねかる」があります。

「耐性牛革」とは樹脂加工により耐久性と撥水性を高めた牛革のこと、「エイジング」の牛革とコードバンは、革本来の風合いを生かす着色と表面の保護加工を施した革のことです。「エイジング」と名付けらたことからも想像できますが、使っているうちに色合いに深みを増す本革です。「はねかる」と名付けられたランドセルは、2020年からラインナップに加わりました。帝人コードレ(株)が開発・製造した人工皮革を使った羽倉の最軽量モデルです。

デザインのコンセプトは、革本来の魅力を最大限に引き出す「シンプル&本物志向」。ただ、シンプルだけでは退屈になりかねません。それを補うのがカラーバリエーションです。

モデルによりカラーバリエーションは変わりますが、2022モデルは全部で27色。他のどこにもない、羽倉の完全オリジナルカラーです。男の子の「カッコ良く」、女の子の「かわいい」を叶える色、そして男女どちらにも似合う色が、たくさん用意されています。

色の選択においては、年月とともに風合いや肌触りを変化させていく天然皮革の魅力を最大限に引き出すことを重視。職人とデザイナーが「美しい」と感じられるカラーと仕上げ方法を採用しました。他のランドセルにはない羽倉オリジナルの鮮やかで柔らかいカラーは、ヨーロッパのファッションブランドを彷彿とさせます。「羽倉」のランドセルを特徴づける大きなポイントのひとつと言っていいでしょう。

売れ筋の「耐性牛革スタンダード」では18色(2022モデル)と全モデルの中で最も豊富なカラーを展開。2021モデルからはオーダーランドセルに力を注いでおり、こちらはメインカラー21色、サイドカラー12色から好みの色を組み合わせて世界にひとつだけのランドセルを作ることができます(いずれも2022年モデル)。またエイジングコードバンは、子どもの成長と共に艶が深まっていくダークなカラーを厳選。本物志向をより強めています。他の工房系にないライトな色が多数あるということで、ファッショナブルな親子の間で絶大な支持を得ています。

カブセの縁取りがなく、丁寧に何度も磨きあげたコバ塗り仕上げも、鮮やかな色を一層引き立てています。従来、鋲がついていたカブセ下部には、一部のモデルを除き、オプションで美しいステッチアート(下写真)を施すことも可能になりました。ランドセルの前締めベルト部分にあるネームプレートに名前を刻印するオプションも用意されています。基本は大人っぽいデザインですが、子どもがワクワクする要素もさりげなく取り入れているのです。

縫製技術の高さも、「羽倉」のランドセルの大きな魅力です。シンプルなデザインは、ごまかしがききません。縫い目が少し蛇行していても、はっきりわかってしまいます。しかし、「羽倉」のランドセルはブレがない。腕の良い職人がていねいに縫っていることがよくわかります。

外観がとてもすっきりとした印象を与えるだけではなく、全体的にしっかりとした作りで価格もリーズナブル。高品質の本革製ゴルフバッグを作り続けた経験が、ランドセル作りにも生かされているのでしょう。上品なデザインの中に、わんぱくな男の子が乱暴に扱ってもへこたれそうにないたくましさを感じさせてくれます。ランドセル工房としては後発組ですが、作りの良さと従来はなかった個性を十分に感じさせてくれるランドセルです。

※親子そろって満足できるランドセル

ランドセルの最終選択権が親から子どもに移りつつある今、ランドセル売り場では親子げんかが頻発しています。6年間使うものだからと考える親と、今ほしいものを主張する子ども(だいたいが明るい色好き!)とでは、選ぶランドセルが違うからです。でも羽倉のランドセルなら、お子さまがどれを選んでも、親の目から見てちょっと…と思うことがなさそうです。親子そろってこれならGOOD!と言えるものが見つかる、それが羽倉のランドセルなのです。

 

素材 「羽倉」のランドセルの素材は4種類。耐性牛革とエイジング牛革、エイジングコードバン、そしてコードレ(人工皮革)です。耐性牛革は耐久性や撥水性を高めた丈夫な素材。美しい発色を長期間にわたって維持できます。エイジングと呼ばれる牛革とコードバンは、革本来の風合いの変化を楽しめるように着色と表面加工が施された天然素材です。コードレは、帝人コードレ(株)が開発・製造した人工皮革で、軽さと耐久性、お手入れのしやすさが特徴です。内張や肩ベルトの内側などには、汗や汚れに強い人工皮革や高機能繊維が採用されています。
サイズ A4フラットファイルサイズ対応

各部の特徴

鋲(びょう)なしフラップ

ランドセルの顔とも言える「カブセ」(フラップ)に取り付けられた2つの鋲。カブセとランドセル下の錠前をつなぐ「ベロ」と呼ばれるパーツをしっかりと固定するための重要な部品ですが、「羽倉」ではこの鋲を取り去り、シンプルで上品なデザインを具現化することに成功しました。革の持つ本来の美しさを最大限に引き出すためです。鋲を使用せずにベロをただ縫い付けただけでは強度が確保できません。そのため、試行錯誤を繰り返し、鋲を使用せずにランドセルの強度を保つ新たな製造方法を開発しました。「羽倉」のランドセルを特徴付ける、最大のポイントと言ってもいいでしょう。

フィット感抜群の三重構造背当て

背当てのパッドは三重構造。背中のラインに沿うよう、腰に近づくにつれクッションを厚くし、腰のくぼみにピッタリフィットする構造にしてあります。実はこの構造、製造に手間がかかるのですが、ここを少しでも簡略化するとフィット感が損なわれる。毎日背負う子どものことを考えると妥協はできない。そう考えて、三重構造が採用されました。適度なボリュームが自然と腰に沿うので、背負いやすく体感重量が軽く感じられます。

型崩れを防ぐ強固なT字型補強材

大マチの横側には、T字型の芯材が入れられています。芯材の強度を上げれば重くなり、ランドセルを軽くしようとすると強度が足りなくなるという難しい部材です。「羽倉」のランドセルでは、6年間にかかる加重を計算して、それをもとに強度テストを実施。ランドセルの軽量化をはかったうえで、上下左右、どちらからの力にも強い芯材の形状を見つけ出しました。6年間、きっちりとランドセルの形状を保ってくれる、安心の補強材です。

価格帯
53,900円~93,500円(税込・送料無料)
保証・アフターケア
6年間の品質保証付き。壊れたときは無償修理。ただし故意によるキズ・破損は、無料修理の対象外。「羽倉」のランドセルは、ランドセル工業会の「認定証」に加え、「豊岡鞄」ブランドとしての品質基準をクリアしているため、豊岡鞄」の認定製品番号と製造企業名入りの保証書が付いている。
HAKURAの「ここが魅力」!
革本来の美しさが引き立つ鋲なしフラップと豊富なカラーバリエーション、職人による高い縫製・組み立て技術でとても丁寧に作られているところ。シンプルなのにとても強い個性を感じさせてくれます。
会社概要
社名 株式会社羽倉
本社 兵庫県豊岡市泉町15-11
TEL 0120-38-7706(総代理店:株式会社アーツ)
店舗
  • 豊岡ショールーム・工房(兵庫)
    兵庫県豊岡市泉町15-11
  • 江坂ショールーム(大阪)
    大阪府吹田市垂水町3-7-18
  • 泉佐野ショールーム(大阪)
    大阪府泉佐野市若宮町7-13