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「子ども目線」を大切に、丈夫で使いやすいランドセルを作り続けるランドセルメーカー

池田屋ランドセル

どんなメーカー?

「子どもが使いやすいランドセル」を目指して常に改良を続ける老舗メーカー

2020年に創業70周年を迎える「子ども思い」の池田屋ランドセル。1950年の創業時から、「厳選したよいものを」「お客様の立場に立ったものづくり」というふたつのコンセプトで良質な鞄を作り続けています。

多種多彩な鞄を作り続ける中で培ったモノづくりへのノウハウと匠の技を、ランドセル作りにも余すところなく注ぎ込むと同時に、利用者の声や修理で戻ってきた製品から判明した改良ポイントなどを製品作りの現場にフィードバック。常に改良を重ね、シンプルで子どもが使いやすく、信頼性の高いランドセルを世に送り出しています。

「子どもにとって最高の逸品となるランドセルを作りたい」という思いは、使う部材にも及んでいます。通常、素材や金具などランドセルをかたち作るパーツは、部品メーカーの既製品から選ばれることが多いのですが、池田屋はすべて自社設計・開発のオリジナル。世の中にないものは独自に金型を起こして作る、というこだわりようなのです。「刺繍はあえて入れない」、というのも確固としたポリシーです。

もともとは地元静岡での販売が中心でしたが、40年ほど前から転勤の方の口コミで「池田屋ランドセルは良い」という話が徐々に広がり、全国区メーカーへと成長しました。現在、静岡県内の店舗(静岡店、清水店、浜松)のほか、東京・銀座、大阪・梅田、福岡・博多にも直営店があり、ネット通販にも積極的に取り組んでいます。

梅田店のランドセルコーナー
梅田店のランドセルコーナー
銀座店
銀座店
静岡店
静岡店

ランドセルへかける情熱

子どもに必要な機能と耐久性は万全。機能、性能はすべてのランドセルで同じ

シンプルなデザインで、子どもにとって必要な機能・耐久性は万全というのが池田屋ランドセルです。この姿勢で、すべてのランドセルは作られています。池田屋のランドセルには天然皮革と人工皮革のモデルがあり、価格はモデルによって違いますが、機能・性能はどのランドセルも同じです。ご購入いただいたお客さまの声をランドセル作りに反映させた結果、このスタイルになりました。

素材をはじめ、背カンやフック、錠前など、ランドセルの部品類にオリジナル品を使用しているのも、他にはない池田屋ランドセルの大きな特徴です。既製品ではどうしても池田屋が求める機能・性能には満たないため、コストも労力もかかりますが、あえて細かな部品類まで自社で設計・開発。これもまた、「子どもが使いやすいランドセル」を作るための選択なのです。

どんなランドセル

流行に左右されないオーソドックスなスタイルに必要な機能を盛り込む

さまざまなカラーや素材が用意されていますが、ランドセルの構造や機能は、全モデル共通。これが池田屋ランドセルの際だった特徴です。違いは、ランドセルの顔とも言える「カブセ」やメインポケット側面にあたる「大マチ」の素材が、天然皮革か人工皮革かということだけです。つまり、ランドセルを選ぶときは、カラーや素材の質感、価格、重さ(天然皮革のほうが重くなる)を見れば良いということ。機能や性能の差で悩む必要がないのです。

ランドセルの外観
荷物を入れ、かぶせを開けた状態のランドセル
イタリア製防水牛革プレミアムに近いツヤ感を表現した「ベルバイオスムース カラーステッチ」(アカ×ピンク)

背カンには、オリジナルで開発した「池田屋背カン」を採用。可動域が狭い立ち上がりタイプの固定背カンと違い、背カンが上下左右に自在に動くので、フィット感は抜群です。
また、牛革と人工皮革の良いところをミックスした“ハイブリッド構造”の 池田屋ランドセルは、力がかかり破損しやすい肩ベルトに全モデル共通で引っ張り強度の高い牛革を使用。強くて丈夫な3本ステッチ仕上げの牛革ベルトは抜群の強度と耐久性を誇ります。背当てやカブセの裏側には、汗で傷まないよう、防水性に優れた人工皮革を使用しています。
ランドセルで最も変形しやすい大マチはナイロン樹脂板に加えて、サイドに独自開発の変形防止板を付けて強度をアップ。ランドセルを背負ったまま背もたれに寄りかかっても、変形することはまずありません。

変形防止板の採用で、耐荷重約80kgをクリア。子どもが手荒に扱っても変形することはありません。しかも軽い!

牛革モデルも人工皮革モデルも本体の内部は、防水力に優れた特注の素材「ハイパール樹脂」で覆われています。また、縫い目が内側に出ていないため、ランドセルが雨に濡れても外から水が浸入することはなく、お手入れも非常に楽です。

刺繍入りのモデルがないことも池田屋の特徴。刺繍を入れるとミシンの針穴から水がしみ込むことがある上、耐久性も落ちるため、あえて作っていません。ただ、そうはいっても刺繍入りがいいという子が多いのも事実。そのため、刺繍の代わりに、かわいいシールが用意されています。シールをつけてアレンジできるので、子どもたちに好評だとか。

耐久性を高めながら軽く仕上げられているのも、“ハイブリッド構造”の池田屋ランドセルならでは。重量は牛革モデルで1300g前後、人工皮革モデルに至っては1100g前後と軽く、細部に至るまで使い手である子どものことをよく考えて作られています。

素材 カブセの表側と大マチに使われている素材は4種類。天然皮革モデルには防水牛革と防水コードバン、人工皮革モデルにはクラリーノ(R)とベルバイオ(R)があります。 また、カブセの表側と大マチ以外の部分については、全モデル共通で肩ベルトの表側に強度が高くしなやかな牛革を、防水力が必要な背当てやカブセの裏側には人工皮革を使用。さらに大マチ(本体)の内部は「ハイパール樹脂」という特殊な樹脂で覆った一体構造になっており、防水性を高めています。
サイズ A4フラットファイルサイズ対応

各部の特徴

肩ベルトのフィット感を高める「池田屋背カン」

背負いやすさを左右する背カンには、自社オリジナルの「池田屋背カン」を採用しています。通常の動く背カンと固定背カンのいいとこ取りをしたような仕組みで、左右に動くだけではなく、上下にも肩ベルトが動かせます。背カンを支点として肩ベルトが自由自在に動くので、肩ベルトのフィット感が抜群。肩にベルトが食い込むことがなく、どのような体型にもしっくりとフィットする優れものです。

痛くない! すっきり設計のギボシベルト

ランドセルの肩ベルトは通常、上ベルトと下ベルトがバックルで接続され、ここで長さ調節をします。しかし、ベルトからはみ出したバックルの金属が脇腹や肘に当たり、痛い思いをすることも。これを解消したのが「ギボシベルト」。先を丸めたギボシを上ベルトの穴に差し込む構造のため、出っ張りがないのです。パーツ(写真右)はもちろん、特注。子どものつらさを解消したいという願いが実現した、池田屋独自の特別仕様です。

デコボコのない背当て「ナチュラルフィットクッション」はフィット感抜群

ランドセルの背当ては、凹凸をつけて空気の通り道を確保する構造が流行しています。ただ、デコボコが大きいとフィット感を損ねる恐れがあります。そこで池田屋では、クッションと背当て表面の素材を縫い付けない構造を採用。デコボコがないので大幅にフィット感が増しています。背当て表面はピンホール(細かい穴)の開いた人工皮革で覆っているため通気性はバツグン。歩くたびに空気が入れ替わり、蒸れにくいのも大きな特徴です。背当てにも、細かな工夫が込められているのです。

価格帯
44,280円~95,040円(2020年)
保証・アフターケア
ランドセルが届いた日から卒業まで、故意に壊しても、壊されても、理由を問わず無償修理してくれます。
池田屋ランドセルの「ここが魅力」!
どのモデルを選んでも機能や性能が変わらない“ハイブリッド構造”は池田屋だけの魅力。また、オリジナル部品を全面的に使用して使いやすさを極めたランドセルは他に見られない。
会社概要
社名 池田屋カバン店
本社 静岡県静岡市葵区呉服町1-3-14 YS 静岡呉服町ビル 7F
TEL 054-255-9199
店舗
  • 銀座店
    東京都中央区銀座5丁目8-20銀座コア3F
  • 梅田店
    大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪ナレッジキャピタル 3F
  • 静岡店
    静岡県静岡市葵区呉服町1-30 札の辻クロス1F
  • 浜松店
    静岡県浜松市中区砂山町323−16
  • 清水店
    静岡県静岡市清水区銀座11-1
  • 博多店 ※2019年3月1日から9月30日までの期間限定で営業
    福岡県福岡市博多区住吉1-2-74 キャナルシティ博多サウスビル2F