ランドセル選び方Q&A
収納量が増やせるランドセルってあるの?
ランドセルの大ポケットの外側についているのが小ポケット。この側面を小マチと言います。ここが折りたためる仕様になっていると、いざというときの収納力が上がります。

キッズアミ(ナース鞄工)の「ペリカンポッケ」やかるすぽ(イオン)の「みらいポケット」、ふわりぃ(協和)の「のび~るポケット」などが代表的なランドセルです。
低学年のときには使うことはないでしょうが、学年が上がると教材の量も増えます。補助バッグが必要になるときでも、小マチの収納量が変えられるランドセルならば、すべてランドセルに収納することも可能になりますから、子どもの負担も少し減るはずです。
キッズアミ(ナース鞄工)の「ドリームキューブ」(下写真)のように、大マチを広げられるランドセルもありました。数社がこのタイプのランドセルを販売していましたが、2022年度モデルのカタログからは消えました。
ただ、固定サイズのものがダメということはありません。収納量可変といっても、物を入れればやはり重くなります。高学年になれば、お気に入りの補助バッグを使いたいという子もいるでしょう。
収納量可変のランドセルは確かに便利ではありますが、他の手法で代替可能な機能でもあります。「こういうランドセルもあるのね」程度に考えておけばいいと思います。