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わが子基準の「入学準備」

【親の心の準備1】第1子なら入学前の不安は当然。どうすれば?

不安は当然。ゆったりかまえて

わが子の小学校入学に不安を感じる母親は、第1子だと3人にふたり。第2子以降だと3人にひとり以下というアンケート調査の結果がありました。不安の内容は、「学校生活全般」がいちばん多く、次いで「お友だちとの関係」、さらに「学習に関すること」と続きます。

「学校生活全般」とは、親や世話をしてくれる人がいなくても自分ひとりでできるかという「自立」の問題。「お友だちとの関係」とは、人とのコミュニケーション=「社会との関係性」のこと。これに3番目の「学習」が加わって、三大不安となっているのです。

「自立」も「社会生活」も「学習」も、小学校入学年齢に達した子どもがより大きく成長するために身につけるべき必要なこと。そんなステップアップの時期を迎えたことがわかっていながら不安を抱えてしまうのが、親というものなのですね。

これまで家では親が、保育園や幼稚園では先生が、臨機応変に世話をしていたのだから、ひとりでできるかしら?と思ってしまうのは当然。でも、こういう不安は漠然と感じているだけだと一向に解消しません。そして、つい今までどおりになってしまいます。ですから、親も、子どもと一緒にステップアップするつもりになって、漠然とした不安をプラスに転じてみましょう。

できること、できないことを把握しておく

まず、ご自身が抱える不安に根拠があるかを自問自答してみてください。小学校生活を想像して、わが子がつまずきそうな何かを思いつきますか? もし何か思いついたのなら、それを入学準備のプログラムに加えるといいと思います。

たとえば、ひとりで着替えができるかどうか、やらせてみる。小学校に行く道のりを親子で散歩してみる。お友達とけんかしたとき自分たちだけで仲直りできるかようすを見ておく。学びに関しては、自分の名前が書けるか、ひらがなや数字がわかるか確認しておく。

まずは、何ができて、何ができないか知っておくことが大事です。知ってさえいれば、万が一のときにあわてることなく対処できます。

そして、〇〇ができないとわかったとき、急いでできるようにさせなくては!と焦らないでください。子どもの成長は、一人ひとり違います。同じ1年生でも4月生まれと3月生まれでは1年も違います。成長のスピードもその道のりもすべて、一人ひとり違うのですから、焦ってできるようにさせるのではなく、毎日の生活の中で無理なくときどきやらせてみて、様子をみるぐらいの感覚でいてください。

何度もやらせてみたけどできなかった、というときは、これがこの子の成長のしかたなんだと思うようにしましょう。決して無理強いしないでください。小学校入学時にもできなくて、学校生活に支障をきたしそうなことであれば、担任の先生にお話ししておこうと思ってください。

子どもの成長に関しては、鷹揚にかまえることが大切です。鷹揚(おうよう)とは、小さなことにこだわらずゆったりと、おっとりとして上品なさまのこと(コトバンクより)。上品なママでいてください。

もちろん子どもを危険から守ることは、これまで通りやっていかなければなりません。しかし心配のあまり、何から何まで世話をやくという姿勢は、子どもの成長には決してよいことではないのを自覚しておきましょう。そして親の不安を子どもにぶつけないように気をつけて!


【親の心の準備2】わが子の1年前を思い出してみよう
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