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わが子基準の「入学準備」

【親の心の準備9】小学校の入学式に着る服を迷っている方へ

服装に決まりはないけど、きちんと感は守りたい

卒園式と小学校の入学式にどんな服装で出席するか、迷ってしまうママがずいぶんいらっしゃいます。楽しいお悩みなら余計なお世話ですが、ママ友との情報交換のなかで見栄のはりあいがエスカレートしちゃっているときは要注意。他人と比べるのではなく、卒園式・入学式の服装のベーシックって何かなと考えてほしいと思います。

卒園式・入学式は「式」。入学式は主役(新一年生)と、親や教師などの関係者が一堂に会して、学びの場に入ることを祝う儀式です。儀式の服装で大事なことは、「きちんとした服装であること」だけ(個別の学校ごとに決まりがある場合は別です)。

では、「きちんとした服装」とは、どんな服装のことでしょうか。堅苦しい服装?お金をかけた服装? いえ、違います。「きちんと」とは、「よく整っていて乱れたところのない感じ」のことで、そう感じさせる服装が「きちんとした服装」です。プライベートではなくオフィシャル、カジュアルではなくフォーマルといった区分けで理解すると、わかりやすいかもしれません。スポーツウエアやジャージは、式にふさわしい「きちんとした服装」ではありません。

そして「きちんとした服装」で一番守りたい条件は「清潔さ」です。清潔であることはもちろん、清潔感を感じさせることも大事です。

きちんと感+清潔感+晴れやかさ

入学式の場合、「きちんとした服装」の中でも晴れやかな服装を選んでください(結婚式とお葬式の違い)。ただし主役は新一年生なので、保護者など関係者はあくまでも主役をひきたてる程度の晴れやかさに。といっても地味にするのではなく、春という季節柄もあるので晴れやかさを伴うシックな雰囲気がおすすめです。

入学式用に親子とも新しい服を購入する方もいらっしゃいますが、入学式は何も新しい服でなくてもかまいません。「きちんとした清潔な服装」ならいいのです。

お子さまと「きちんとした服装」とはどんなものか、お互いのイメージを話し合ってみてはいかがでしょうか? そうすることで、入学式という初体験に臨むお子さまの心の中に、ある種の「けじめ」が生まれそうな気がします。

ファッション好きなママは、入学式の服にお金を使いすぎて、その後の教育的なアイテムを買う予算がなくなった…ということがないように気をつけてくださいね。

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子どもの靴は、わが家基準で対応

子どもの靴をどうしようか悩んでいる方も多いようです。子どもは革靴なんて履かないから買っても無駄になると思うなら、ふだんも履ける靴(スニーカーも可)の中で、きちんとした服装にフィットする色柄のものを選ぶといいでしょう。その判断は、わが家基準で十分です。

「人は見た目が○割」と言われて久しいですが、この見た目は、必ずしも「目立つ」ほうがいいというわけではありません。入学式という式典にふさわしい「きちんとした服装」は、その人の品格を表します。入学式に向けては、服装のほかに、いろいろと用意しておくべきことが多々あります。それらのことをうっかり忘れて服装のことばかり気になっているようであれば、少し反省してみてください。

そして、入学までに身につけておきたいことや、準備しておくべき小物類などを、しっかりチェックしておいてくださいね。


No8:小学校の新入学説明会(学校説明会)は必ず参加
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