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わが子基準の「入学準備」

【親の心の準備9】小学校の入学式で着る服について迷っている方へ

入学式の服装に決まりはある?

小学校の入学式までもう2か月もない寒い季節。いつもはインフルエンザが流行しますが、今年はもっと心配な新型の感染症が発生しています。スーパーで出会ったママがこんなことを話してくれました。「新型肺炎のせいで、私自身、家に帰ったら手洗いとうがいを必ずするようになったので、子どもにもその習慣がしっかりついたように思います。心配はつきないけど、怪我の功名って感じですよね」。前向きな姿勢、あっぱれです。

さて、この頃になると、入学式にどんな服で着ようか、新品を買おうかなど、あれこれ考えているママが多くなります。入学式のファッションを売る側もあの手この手でPRしています。ママ友との会話の中でも、いろんな服の話が出てきて、どうしたらいいか迷っている方も多いようです。入学式の服装で、守るべきマナーはあるのでしょうか?

入学式は、「式」とついているので、まぎれもなく儀式、セレモニーです。冠婚葬祭の中では、「冠」のひとつにあたります。主役(新1年生)と、親や教師ほかの関係者が一堂に会して、小学校という学びの場に入ることを祝うための儀式です。こうした儀式の服装として大事なことは、「きちんとした服装であること」。これに尽きます。これ以外の決まりはありません(個別の学校ごとに決まりがある場合は別です)。

ふだん着とは違う「きちんとした服装」とは

「きちんとした服装」に付け加えるならば、お祝いの式なので、どちらかといえば晴れやかな服装を選ぶ(結婚式とお葬式の違いを連想しましょう)。主役は新一年生なので、関係者はあくまでも主役をひきたてる雰囲気で装います。とはいえ、お祝いの式なので、地味に徹するよりは、春という季節柄もあり晴れやかさを伴う雰囲気がおすすめです。

ちょうどよい機会ですから、お子さまと、ふだんの服とは違う「きちんとした服装」とはどういうものか、「式」とはどういうものか、話し合ってみてはいかがでしょうか? そうすれば、入学式という初体験に臨むお子さまの心の中に、ある種の「けじめ」が生まれそうな気がします。

ところで、入学式用に、親子とも新しい服を購入する方も多いと思います。それはそれでいいのですが、入学式は何も新しい服でなくても、「きちんとした服装」であればいいのです。ファッション好きなママは、入学式の服にお金を使いすぎて、その後の教育的なアイテムを買う予算がなくなった…ということがないように気をつけてくださいね。

さすがにジャージは「きちんとした服装」には入りません。汚れている服も同じです。あらかじめ、「きちんとした服装」にするために、どのシャツ・上着とパンツ・スカートを組み合わせようかとか、どのスーツにしようか、ワンピースにしようかなどと考える作業は必要でしょう。親子で一緒に、「どの服にしようか」と話し合うのはとてもおすすめです。また、ママがつけるアクセサリーは、派手さよりは上品さで選びましょう。

頭から足まで、目立つより品格重視で選ぼう

ネットを見ていたら、子どもの靴をどうしようか悩んでいる方が案外おられました。靴やバッグなどの小物は、大人でも子どもでも服装に合わせるものと決まっています。子どもは革靴なんて履かないから買っても一度っきりで無駄と思うならば、ふだんも履けるような靴の中で、きちんとした服装にも合うものを選んであげるといいでしょう。その判断は、わが家基準で十分です。

「人は見た目が○割」といったことが言われて久しいですが、この見た目は、必ずしも「目立つ」ほうがいいというわけではありません。入学式という式典にふさわしい「きちんとした服装」は、その人の品格を表します。入学式に向けては、服装のほかに、いろいろと用意しておくべきことが多々あります。それらのことをうっかり忘れて服装のことばかり気になっているようであれば、少し反省してみてください。

そして、入学までに身につけておきたいことや、準備しておくべき小物類などを、しっかりチェックしておいてくださいね。


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