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現役東大生の小学校時代、ランドセルは? 勉強場所は?

あるとき、ランドセルナビのスタッフのひとりが、「今の東大生のランドセルってどうだったのだろう?」とつぶやきました。すると、もうひとりが、「今の大学生って、今の小学生とママ・パパ世代の中間だよね。ランドセルがどんなふうに変わっていったかわかるかも」と発言。そんな思いつきを発端に、『現役東大生の小学生時代。ランドセルや勉強の思い出』というWEBアンケートを実施したところ、うれしいことに、48人の東大生が回答を寄せてくれました。(2020年3月~4月にインターネット上で実施)

今の東大生が、小学校1年生になったのは2003年~2006年頃です。2008年のリーマンショック時には、皆小学生でした。いったいどんな小学校時代を過ごしていたのでしょう? ランドセル事情はもちろん、勉強に関しても質問してみたら、とても興味深い事実が判明しました!

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PART1:ランドセル編

■何色のランドセルを使っていましたか?

選択肢には、赤・黒のほか、ピンク、青・紺、紫、茶系、緑色、白などがあったのですが、結果はグラフのとおり、男の子のほとんどが黒、女の子も半数以上が赤でした。彼らが新一年生だった15年前には、今ほどカラーバリエーションがなかったことがわかります。なお、女の子の黒は、2名とも私立の指定ランドセルです。

試しに、「今、ランドセルを選ぶとしたら何色にする?」と聞いてみたところ、男性は、13名が黒、青・紺が9名、茶系が3名、紫と緑が各1名。また女性は、赤が8名、茶系が7名、ピンク、オレンジ、水色、青・紺が各1名でした。

■ランドセルの素材は?

天然皮革(牛革やコードバン)が25%。人工皮革(クラリーノなど)が42%で、全体の3人にひとりは、「わからない・覚えていない」と回答。天然皮革と人工皮革の割合は、全国平均(人工皮革が8割)に比べて天然皮革がとても多い結果となりました。とくに女の子では、天然と人工がほぼ同数。当時も天然皮革のランドセルのほうが高価でしたから、東大生の親御さんには、こだわりがある人が多いのかもしれません。

■ランドセルを買ったお店はどこ?

なんと全体の半数がデパートで購入したと回答。この比率は、現在とはずいぶん違います。2010年以前は、「工房系」といったジャンルはなかっただけでなく、スーパー・量販店での購入も盛んではなかったことがわかりました。

「わからない・覚えていない」という回答は、全体の4分の1弱。素材が何だったかより、買ったお店のほうをよく覚えているのは、やはり小学1年生になる喜びのためでしょうか。実は、買ったランドセルの具体的なメーカー名、お店の名前も聞いてみたのですが、覚えていた人はごく少数の6名程度。セイバン、池田屋、ララちゃんといった回答があるのみでした。

■ランドセルは重くて嫌だった?

「小学生のとき、登下校時にランドセルが重くて嫌だと思ったことはありますか?」という質問文で聞いてみたところ、60%近くが、「重くて嫌だと思ったことがある」と回答。

当時は、ゆとり教育が実施されていた時期ですが、小学生はそれでもランドセルにたっぷり教材その他を詰め込んで登下校していたのです。これ以降も持ち帰る教材は増えていますから、いろいろなものを入れたうえでのランドセル全体の重さについては、しっかりチェックしてあげたほうがいいですね。

■ランドセルは乱暴に扱っていた?

「ランドセルを投げたり上に座ったり、乱暴に扱った記憶はありますか? それとも6年間ていねいに使っていたと思いますか?」という聞き方をしたところ、男の子でちょうど半分、女の子では、3人にひとりが乱暴に扱っていたと回答。やんちゃな男の子の場合は、やはり頑丈なランドセルを選んだほうがいいようですね。でも、女の子もおてんばな子には注意が必要。

■ランドセルの思い出

「ランドセルを買ったとき、使っていたときなど、ランドセルに関する思い出はありますか」と自由筆記で書いてもらったところ、購入時の喜びの思い出が多数ありました。

たとえば、「買いに行ったときに薄いピンク色のものが良かったのだが、親が大きくなっても使うものだから、と赤を選んだ。ただ、縫い目はピンクの糸を使っているのを選んでくれ、最終的には気に入り赤で良かったと思えた」と詳細に覚えている2年生の女性。また、「祖父母が買ってくれた」「「喜び勇んで家でずっと背負っていた」など。

使っているときの思い出としては、「投げても壊れなくて丈夫だなと感心していた」「下の金具が自動なのが嬉しかった」「汚したくなかったので、雨の日には必ずカバーをしていた」「5年生の時、背負って帰ろうと思ったら肩のところが取れてしまい、あまり好きではなかった先生に縫ってもらった」など。

そして、「小6になってから小1の頃の写真を見返したら、同じランドセルなのにサイズがとても大きく見えて驚いた」「6年生になって小ささを感じてセンチメンタルになった」と、ランドセルが自らの成長を感じるシンボルとなっていることをうかがわせるコメントもありました。小学生とランドセルは切っても切れない関係なのですね。

PART2:勉強編

■家ではどこで勉強していた?

「子どものリビング学習が増えているのは、東大生がそうだったから」と言われていますが、まさにその通りの結果に! 1~3年の低学年と、4~6年の高学年に分けて聞いたところ、どちらも「リビング・ダイニングなど家族が集まる場所」が過半数になりました。「子ども部屋」という回答は、低学年で4分の1、高学年では少し増えて40%に。自立心の高まる高学年になると、ひとり静かに集中して勉強したい子が増えるのは当然のことですよね。

■勉強は好きだった?

ズバリ「小学生のとき、勉強は好きでしたか?」と質問したところ、「どちらかというと好きなほう」が、なんと79%! やはり東大生は小学生のときから違いますね。「好きこそ物の上手なれ」ということわざは、勉強にもあてはまるわけです。この結果を、後述する「勉強に関して親からよく言われていたこと」や「塾通い年数」の結果と合わせてみてみると、いろいろ考えさせられます。

■勉強に関して親からよく言われていたことは?

「覚えていることがあれば書いてください」と、自由筆記の形式で聞いて回答があったのは、全体の半数。しかも回答のうち、「勉強しなさい」的な言葉は、48名中12名と全体の4分の1。「習ったことはすぐに復習」「遊ぶ前に宿題を終わらせること」「ゲームは勉強のあと」「間違い直しをしっかり」「正解するまでやること」「テストの点数や成績はうるさく言われた」など、ごくごく一般的な言葉でした。

その他の回答は、「特になし」「勉強しなさいと言われたことは一度もない」「点数や成績についてうるさく言われたことはない」、あるいは「楽しんでやるように」「たくさん本を読むこと」「いい成績をとるとほめられた」など、「勉強しなさい」とは反対の内容。ユニークな回答としては、「試験の時は自分が最強だと思って受けなさい」と言われていたというものがありました。

この結果からみて、現役東大生の中で、小学生のとき、親からガミガミと勉強を強要されていた人は少数派のようです。先の「勉強が好きだった=79%」という結果と合わせて考えてみると、わが子に未来の東大生を夢見るママ・パパは、「勉強しなさい」は禁句にして、勉強が好きになる環境作りに専念したほうがよさそうですね。

■小学生のとき何年間塾に通っていた?

いちばん多かったのは、グラフの通り、「通っていない」の14名。現役東大生の30%以上が小学校のとき塾に通っていませんでした。ついで多かったのが塾通い約3年の13名。さらに約2年の11名、約1年の5名と続きます。4年以上通っていた人は5名だけでした。塾通いには、家庭の方針や地域差(回答者の出身は20都道府県に及ぶ)による違いもあるでしょう。さまざまな地方のさまざまな家庭出身の子弟が、日本最難関の大学に集っているようすがうかがえました。

東大のような難関大学に通う「頭のいい子」って、「塾に通っている子」でも「親が勉強に熱心な子」でもなく、小学校のとき、「勉強が好きだった子」かもしれません。

 

【回答者のプロフィール】 ●男性28名、女性20名 ●出身:東京10名、神奈川9名、千葉・愛知各4名、大阪3名、北海道・埼玉・福岡各2名、岩手、宮城、群馬、茨城、山梨、静岡、岐阜、三重、奈良、兵庫、岡山、鳥取各1名 ●学年:1年6名、2年27名、3年10名、4年3名、不明2名 ●出身小学校:公立44名、私立3名、国立1名