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わが子基準の「入学準備」

【モノの準備5】名前付けの「うんざり」を「楽しい」に変えるコツ

「うんざり」は簡単に解消できる

入学説明会に行って新入学がリアルに感じられる頃、同時に、多くの保護者の方が頭を悩ませるのが「入学用品の名前付け」でしょう? 鉛筆、消しゴム、体操着、そして気の遠くなるような小さい算数セットのパーツ一つひとつまで…。「名前付け」と聞いただけで、うんざりしてしまう方も少なくないかもしれませんね。

でもご安心ください。毎年何十万もの家庭が経験するこの一大ミッションには、たくさんの便利グッズや賢い方法が存在します。この記事では、「もううんざり!」を「意外と楽しいかも?」に変える、2026年春入学に向けた名前付けのヒントをご紹介します。あわせてランドセルナビは、名前付け作業を親子で一緒に楽しんでもらいので、コチラでは、名前付けを楽しいイベントにする提案もしています。

さて、新1年生の名前付けは、昔から変わらない恒例行事。だからこそ、文房具店、100円ショップ、ネットショップには、名前付け専用の便利グッズやサービスが豊富に揃っています。まずは「これなら簡単そう!」と思える自分に合った方法を見つけることから始めましょう。先輩ママたちの成功・失敗談も貴重な情報源です。

基本は「スタンプ」「シール」「油性ペン」

現在、多くの保護者が選んでいるのは、この3つの組み合わせです。多様なサイズのアイテムに対応できるよう、複数用意しておくのがおすすめです。

お名前スタンプ

オーダータイプ: 固有の名前を注文するタイプ。書体が統一され、きれいに仕上がるのが魅力。
文字組み合わせタイプ: ひらがなを自分で組み合わせて押せるタイプ。きょうだいがいる場合や、他の用途にも使いたい場合に便利です。
特徴:布製品(お弁当袋や体操服のタグなど)やプラスチック製品にポンと押すだけで簡単。インクの種類も豊富です。

お名前シール

種類の確認: 防水・耐水タイプ、アイロンで貼る布用タイプ、極小サイズの算数セット専用シールなど、用途に合わせて選びましょう。
多様なデザイン: キャラクターものやシンプルなものなど、デザインも豊富。お子さんの好きなデザインを選べば、名前付けがもっと楽しくなります。
便利アイテム: 小さなシールを貼る際には、ピンセットやつまようじがあると作業効率が格段にアップします。

【名前シール】

デザイン684種類 最大536枚 防水 名入れ 算数セット ラミネート レンジ・食洗器OK

油性ペン

名前を直接書く必要がある場合に備え、必ず油性のペンを用意しましょう。

細字・極細: 鉛筆や細かい部分にも書きやすいよう、細字と極細の2種類は揃えておくと安心です。

お名前入り鉛筆も賢い選択

「鉛筆に一本ずつ名前を書くのは面倒!」という方には、購入時に名入れサービスを利用するのが断然おすすめです。手間が省け、きれいに仕上がります。

【名前入り鉛筆】

鉛筆に名前を入れるのはちょっと面倒。そんなときは名前入りの鉛筆がいちばんです

布製品の名前付けは無理しない!

体操服や給食袋などの布製品への名前付けは、手縫い、アイロンシール、布用油性ペン(必ず油性で!)で直接書くなど、様々な方法があります。

学校の指定を確認:もし学校から特定の方法を推奨されている場合は、それに従いましょう。
得意な方法を選ぶ:手縫いが苦手なのに無理に挑戦すると、ストレスになるだけです。タグにシールを貼る、折り返し部分に油性ペンで書くなど、自分が一番簡単にできる方法を選んでOK。お子さんも、ママのストレス顔より、笑顔で準備してほしいはずです。

はんこ

【おなまえBOX】

紙、布、プラスチック製品に名前をいれられるはんこのセット

名前付けは、親子の「入学準備パーティー」に!

せっかくなら、この名前付け作業を「入学前の楽しいイベント」に変えてみませんか?ある週末に、ママもパパもお子さまも一緒に参加する「名前付けファミリーパーティー」を開くイメージです。

もちろんお子さまが細かい作業を実際にこなすのは難しいかもしれません。でも、ママやパパが自分のために一生懸命、そして楽しそうに準備をしてくれた——その記憶は、お子さまにとって小学校生活へのワクワク感を高める素敵な思い出になるはずです。

「忙しいのに、こんな面倒なことをしなくちゃならない!」とママが愚痴をこぼしていては、そのネガティブな気持ちが必ずお子さんに伝わります。心の中では子どもの成長を祝っていても、口に出るのは「やだ」の言葉ばかり…それではもったいない!

「これ、〇〇ちゃんの鉛筆になるんだよ!」「体操着に名前書いてあげるね!」と声をかけながら、お子さまと一緒に作業を進めてみましょう。「面倒なこと」とわかってもらう機会にもなりますし、何より、親子の会話が弾むはずです。

「名前付けパーティー」成功のための事前準備5ステップ

このファミリーパーティーをスムーズに進めるには、大人だけの事前準備が鍵を握ります。

リスト作成: 名前を付けるアイテムを全てリストアップし、数も確認。
グッズ選定: アイテムごとに、お名前スタンプ、シール、油性ペンなど、どの便利グッズを使うかを決める。ネットやママ友情報を参考に。
サイズ確認・購入: アイテムのサイズを測り、適切な大きさのグッズを購入。
使い方確認: 各グッズの使い方、名前を付ける位置や方法をアイテムごとにシミュレーション。
準備物完備: ピンセット、つまようじ、下に敷く紙や布、アイロンなど、作業に必要なものを揃えておく。

この事前準備をしっかり行えば、実際の名前付け作業はぐっとスムーズになり、失敗も少なくなります。心に余裕が生まれれば、「やだやだ」と思う代わりに、入学式やその後のわが子の成長を想像するゆとりも生まれるはずです。

これから始まる6年間の小学校生活を思えば、名前付けは、親が子どものためにできる最初で最後の「細々とした準備」と言えるかもしれません。ぜひ「入学前の思い出作り」の一つとして、楽しんでみてくださいね。


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