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ランドセル選び方Q&A

職人さんだけの工房で作っているランドセルでも信用できるの?

小さな工房のランドセル

ランドセル工房の主人が実際に製作しているところであれば、品質面では信用していいと思います。そのようなところは、製作現場を見せてくれるはずですから、実際に訪れて、いろいろと疑問点を訊ねてみるといいでしょう。作業工程を見せてもらえるかもしれません。

中には、個人でランドセルを作っている職人に製造を委託している工房もありますが、腕のいい職人も多いですから、それほど心配する必要はないと思います。いずれにしても、実際にお店に行ってみて、他社の製品と比べてみるといいでしょう。

全体的な傾向としては、小さな工房系は伝統的、保守的なデザインやスタイルが多くなります。製品モデルの数も少ないですし、大手ほど頻繁なモデルチェンジも行われません。

素材に関しても違いがあります。大手と同様、人工皮革と、牛革、コードバンが使われていますが、小さな工房になるほど、牛革、コードバンの比率が上がります。人工皮革を使わない工房も珍しくはありません。人工皮革を使っているところでも、ベルバイオやタフガードなどが使われています。クラリーノは基本的にクラレの認定工場でしか使えないからです。

しかし、大手にはマネのできないランドセルを作っている工房もあります。厳選されたコードバンを使ったランドセルでは老舗の大峽製鞄がよく知られていますが、名古屋のナガエかばんも、コードバンのタンナー(なめし業者)として世界的に有名な、兵庫県の新喜皮革が加工した良質なコードバンを使用しています。新喜皮革のコードバンは、奈良県の鞄工房山本や、東京の土屋鞄でも採用されているものです。また、特殊な表面加工を施した牛革を特注し、技術の集大成として限定ランドセル(下写真 限定10本の「コルトーナ」)を制作したりと、ベテラン職人の技を遺憾なく発揮しています。

ランドセルの色も、定番の色が多くなります。大手に比べて生産量の少ない工房は、どうしてもカラーバリエーションが少なくなるからです。しかし、職人ひとりで製造している小さな工房でも、名古屋の近藤かばんでは特注のラベンダーやブルーで染めた牛革を使ったフルオーダー・ランドセルを作っています。兵庫県豊岡のHAKURAのように、今までにない色の牛革ランドセルを展開して人気が高まっている工房もあります。小さな工房といえども、個性的で品の良い色を選ぶことは可能なのです。

ありがたいことに、高級な素材を使ってベテラン職人が手縫いをしているわりには、値段が安い傾向にあります。上で紹介した近藤かばんやHAKURA、ナガエかばんもそうですが、東京・葛飾区のスドウも、良質な本革製ランドセルなのに値段が安い工房のひとつとして、地元の人から愛され続けています。そのため、こうした工房には、遠方からわざわざ訪ねて注文をする人もいるほどです。

こうした工房が、全国にまだまだ残っています。まして、家からそれほど離れていないところに工房があれば、一度は見学に行かないともったいない。一見の価値はあると思います。

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